キヤノン以外にも女性取締役ゼロの上場企業は山ほどある。
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1981年から取締役、89年から代表取締役を務める御手洗氏。2020年に3度目の社長に(撮影:尾形文繁)
賛成率わずか50.59%。キヤノンの御手洗冨士夫会長兼社長CEO(最高経営責任者)は危うく再任を否決されるところだった。今から3カ月前、3月30日の株主総会でのことだ。
キヤノンの大株主には機関投資家がずらりと並ぶ。女性取締役がゼロの場合、経営トップの再任に反対──主立った機関投資家はそんな基準を設けるようになった。それで御手洗会長は去年も75.28%と賛成率が低かった。
取締役の刷新がカギか
この女性ゼロ基準を今年いっそう厳格に適用するようになり、御手洗会長の賛成率ががくっと下がった。
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