そうした中、われわれは小委員会でストックオプション制度や金融・ファンド法制、研究開発ファンディング、在留資格、税制など、スタートアップのエコシステムが円滑に回るための制度整備の必要性を提言した。
円滑なエコシステムとは、人材・資金・技術がちゃんと回っていくということ。SOの制度整備によって人材の獲得が進み、ファンディングで大学の持つ技術が事業化しやすくなる。そして、税優遇のおかげでエグジット(株式上場やM&Aによる株式売却)した起業家がエンジェル投資家(起業して間もない企業に出資する投資家)になりやすくなる、といった循環が生まれる姿を目指している。
――とりわけSOの環境整備には、力を入れています。
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