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トヨタ、佐藤新社長に託されたEVでの反転攻勢策 新体制発足で「EVファースト」の姿勢が鮮明に

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トヨタ自動車の新経営体制が4月1日発足した。佐藤新社長が強調するのは「EVファースト」の姿勢だ。

トヨタの役員5人。中央に佐藤恒治新社長
新たな経営体制は新社長をベテランの副社長2人が支える構図だ(撮影:梅谷秀司)

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「この入社式が社長として私の最初の仕事です」

4月3日に行われたトヨタ自動車の入社式。佐藤恒治新社長はそう述べたうえで、「車を通じた移動の価値を世の中にお届けするモビリティカンパニーへの変革を目指す」「クルマ屋の会社へようこそ。これから一緒に車の未来を変えていこう」と新入社員に語りかけた。

電動化や知能化が急速に進む自動車業界。トヨタも従来の自動車メーカーを超える「モビリティカンパニーへの変革」を掲げる。

1月の社長交代会見では豊田章男社長(現会長)が「『クルマ屋』としての域を越えられない。それが私の限界でもある。佐藤新社長を軸とする新チームのミッションは、トヨタをモビリティカンパニーにフルモデルチェンジすることだ」と語った。

だが、佐藤社長の言葉からは「クルマ屋」のこだわりは捨てず、むしろそれを強みにしようとする考えがうかがえる。

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