JR東海が作った名古屋の新名物「ぴよりん」の秘密 愛らしさで大人気、新幹線で運べば崩れない?
「このかわいいアイスは何だ?」――。瞬く間にネットで話題となり、ツイッターのトレンドワードでは「ぴよりん」が急上昇。「当社のサイトにアクセスが殺到し、サーバーがパンクしてしまった」と矢崎課長が笑う。
当初は1日20〜30個からスタートしたぴよりんは、現在では1日に1500〜1800個も売られるようになった。かつてぴよりんはいつでも店頭に並んでいたが、現在はぴよりんが店頭に並ぶタイミングを狙って店の前に大行列ができる。売り始めたとたんに売り切れる。
生産数、一気に増やすのは困難
もっとたくさん作ればよいのにと思うが、「手作りのため需要に合わせて生産数を増やすのが容易ではない」(矢崎課長)という。全国展開してはどうかという質問に対しても、「まずは名古屋で日々並んでいるお客様にどう届けるかが課題だ」。
こう考えると全国で気軽に買える日が来るのはまだまだ先のようだが、製造スタッフや生産設備を少しずつ増やしているというから、長い目で見守っていきたい。
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