三菱自動車、今期売上高予想を微妙に減額 タイ、中国の販売計画が下振れ
一方、三菱自は仏ルノー<RENA.PA>からのOEM(相手先ブランドによる生産)供給による大型・中型セダン2車種の調達中止を受けて、新たな調達先を模索する方針を明らかにした。
田畑常務は、調達見送りの経緯について「お互いの検討の中で、ウィンウィンの(ともに利益を得る)関係が築けないという結論に至り、検討を終了した」と説明した。
同席した黒井義博常務執行役員は、特に中型セダンに関しては北米を含め、グローバルで「必要となる地域がある。別途、供給を受けるパートナーを探す」と述べ、優先して検討していく考えを示した。
三菱自は2013年11月に発表した日産自動車<7201.T>・ルノー連合との提携拡大計画の1つとして、ルノーからセダン2車種を調達する方向で協議を進めていたが、調達を見送ることでこのほど合意した。
(白木真紀)
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