中年世代の悲哀が見える韓国大統領選 最大野党候補者の選挙対策委員会が解散

✎ 1〜 ✎ 148 ✎ 149 ✎ 150 ✎ 最新
拡大
縮小

「俺が君ぐらいのときにはだな……」

社内や酒の場で若い社員に自分の経験を開陳する。だがそんな枕詞は、韓国ではすでに禁句だという。韓国の「ソウル新聞」は最近、こんな世代間ギャップを「中年の悲哀」として紹介していた。

「俺が……」と口を開く上司に対し、韓国の若者は「そんな話はつまらないからやめてほしい」と返すことがほとんどなのだという。上司からすると、仕事を円滑に進められるように願うゆえの助言だが、そうした言い方では若者は聞く耳を持たないのだそうだ。

1960年代末から70年代生まれは韓国で「X世代」と呼ばれ、人口の3割強を占める。彼らはデジタル化とインターネットの普及とともに成長し「アナログを理解し、デジタルをうまく扱える」世代とされてきた。ところが今、DX(デジタルトランスフォーメーション)さえ本質的に理解できていないその上の世代と、デジタルネイティブな若者との狭間で、コミュニケーションや社内教育に自分の経験がうまく生かされず窮屈な思いをさせられているようだ。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内