
2021年3月期の売上高営業利益率
2001年に当時の秋草直之社長が初めて目標として示したが、長く未達だった営業利益率5%の壁を超え、利益水準を高めている。
──2019年6月に社長に就任してから2年半。「時田改革」とも称されながら、大がかりな事業構造の変革を進めてきました。
DXを顧客企業に提供するため、まずわれわれ自身が実践して、よい実例になろうとしている。
人事制度に始まり、マーケティングや社内のITシステムなど、制度や仕組み、社員の行動を変えることをやってきた。「そもそもDX企業とは何だろう」ということを模索してきたと言っても過言ではない。現在は社員が非常にオープンに意見交換する状況が見えてきたところだ。会社の規模が大きいので、全社員がそうなったかといわれると、必ずしもそうではない。が、少なくとも、以前の富士通とはずいぶんと雰囲気が変わったとはいえる。
──業績面では23年3月期、売上高の8割超を占めるシステム構築やDX関連の「テクノロジーソリューション事業」で売上高3兆5000億円、営業利益率10%を目標に掲げています。
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