コンテナ運賃急騰で海運大手が異例の好業績 きっかけはコロナ禍

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巣ごもり需要に物流機能低下が重なり、運賃高騰は長期化する可能性もある。

日系大手海運3社のコンテナ船事業の統合によって誕生したONE社のコンテナ船。コロナ禍にあって空前の利益を稼ぎ出している(写真:ONE)

海運大手が業績見通しを大幅に引き上げている。

商船三井は6月、2022年3月期の連結純利益を期初予想の900億円から2100億円へ上方修正した。川崎汽船も連結純利益を従来の350億円から1900億円に増額した。商船三井はリーマンショック直前の08年3月期に計上した過去最高益を14年ぶりに更新する。川崎汽船は2期連続の最高益となる。

両社とも、コンテナ船事業の統合会社であるオーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)を含む持ち分法投資利益が急増。当期利益の押し上げ要因となった。

コンテナ運賃の急騰ぶりは著しい。日本海事センターによると、5月の中国・上海発米ロサンゼルス行きコンテナ船の運賃(40フィートコンテナ)は、コンテナ1個当たり6350ドルと、前年同月の2080ドルから3倍以上に高騰している(元データは英海事機関ドゥルーリー)。欧州航路でも上海発蘭ロッテルダム行き運賃は1個当たり8730ドルと1年前の1840ドルの4倍以上に跳ね上がっている。

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