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飢餓、児童結婚、強制労働…子供が直面する危機 国際社会は教育支援に予算配分するべきだ

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強制結婚の疑いから逃げ出し、シェルターに避難したソマリアの少女、ヌルタ・モハメド(13歳)。写真は2020年8月14日撮影(REUTERS/Feisal Omar)

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大は、教育分野において世界的な緊急事態を引き起こしている。ソーシャル・ディスタンスとロックダウン措置により10億人以上の子供が学校に通えずにいるのだ。

3億人の少年少女が飢餓の脅威に直面

この危機により、この世代は取り返しのつかないほどの悪影響を受け、「COVID世代」として取り残される危機に瀕している。最近の研究によると、地震の影響で2005年にわずか3か月間学校に通えなかったパキスタンの子供たちには、4年後に1.5年分の教育の遅れの形跡が示された。

さらに悪いことに、この危機によって既存の不平等も深刻化している。オンラインや別の場所で教育を受け続けられた、より恵まれた子供たちとは異なり、世界で最も貧しい子供たちは、学習だけでなく「無料の学校給食」が完全に受けられなくなった。この重要な栄養源が得られず、3億人の少年少女が飢餓の脅威に直面している。

強制結婚、危険労働へ

もう1つの目下の懸念は、二度と学校に戻れないと推定される3000万人の子供たちの存在だ。

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