ディズニーリゾートが再開 残る課題は「収益多角化」

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4カ月ぶりの2大パーク営業再開にこぎ着けたが、課題も残る。

7月1日からの営業再開に、SNSにはファンの喜びの声があふれた。写真は2月の休園時(時事)

「営業しているってだけで元気もらえる」「心に光をくれる」

平日の日中にもかかわらず、SNS(交流サイト)はファンたちによる歓喜の投稿であふれかえった。

国内テーマパーク運営最大手のオリエンタルランドは、新型コロナウイルスの影響で約4カ月にわたって臨時休園していた東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを7月1日から再開すると発表した。

業界団体が策定した感染拡大予防のガイドラインに沿い、チケットは1日当たりの数を通常の半分以下に制限して販売する。2020年3月期の1日平均の入園者数は約8万8000人だったため、再開後の入園者数は多くても1日当たり4万人程度ということになる。

6月25日15時から開始したチケットの販売はオンラインに限定。周辺の公共交通機関や入り口での社会的距離を確保するため、8時以降入園(8200円)の通常チケットに加え、11時以降入園(7300円)、14時以降入園(6300円)のチケットも用意した。

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