ベール脱ぐウーバーの実態 ライドシェア首位が上場へ

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巨額の赤字でも資金が集まる超ユニコーン、時価総額は10兆円へ。

スマートフォンからすぐに配車できる利便性で、世界中に広まったライドシェアアプリ「ウーバー」。空港での利用が2割弱を占めるという(AP/アフロ)

米ライドシェア最大手のウーバー・テクノロジーズがいよいよ上場する。5月にもニューヨーク証券取引所に株式を公開する。

3月29日には米2位のリフトが先立って上場し、初値ベースの時価総額は約2.7兆円を記録した。企業価値10兆円前後とされるウーバーはまさに超ユニコーン企業だ。

設立は2009年。パリでタクシーが拾えずに困っていた創業者のトラビス・カラニック氏が、空いている自家用車と利用者を仲介するアプリの着想を得たことに始まる。

原則、仲介に徹するライドシェアアプリ事業は、車両を保有しドライバーを雇用するタクシー事業よりコスト競争力で有利だ。高い利便性もあって、瞬く間に利用者の支持が集まった。

空いた時間に簡単に稼げることからドライバーも増加。需要と供給がともに増える正のスパイラルを描き、ライドシェアアプリ「ウーバー」は世界63カ国に拡大(うち自家用車のシェアは57カ国)。昨年は50億回以上使われた。

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