
中国の電気自動車メーカー「Byton」の「M-Byte」(写真:REUTERS/Jason Lee)
CESでお披露目されたこの自動車のディスプレイを見ると、まるで映画の中にいるように感じても不思議ではない。
「これはSFではありません!」
中国の電気自動車メーカー「Byton」のカーステン・ブライトフェルド会長兼CEOは、「M-Byte」の内装に備えられた48インチスクリーンを指して、こう言った。
「M-Byte」が生産されるのは、2019年後半になる予定だ。しかし、中国のBOEテクノロジー・グループが供給するその巨大なディスプレイは、自動車業界において受け入れざるを得ないトレンドを示している。それはディスプレイの重要性だ。
スクリーンはデジタルの世界につながる窓
このトレンドは、コネクテッドカーの増加により加速された。
「スクリーンはデジタルの世界につながる窓です」と、メルセデス・ベンツのパートナーであるダイムラーAGのゴードン・ワグナー最高デザイン責任者は述べた。

CES 2019で公開されたBytonの電気自動車「M-Byte」。この自動車の特徴はダッシュボードの巨大スクリーンだ(写真:REUTERS/Steve Marcus)
「スクリーンは新しい馬力なのです」
2019年型メルセデスEQCクロスオーバーは、ガラスの表面の後ろで独立スクリーンを形作る、2つの10.25インチ型ディスプレイを特徴とする。
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