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特別対談 │ 新井紀子×佐藤優(知の技法 出世の作法) AI万能論のわなにはまらない(1)

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新井氏は「東ロボくん」の愛称で耳目を集めたAI(人工知能)プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」を主導した、AI研究のトップランナーだ。本書の前半では、東ロボくん開発の成果を基にAI研究の実態を詳しく解明し、近未来にAIにより約半数の労働力が代替される時代が到来する可能性が高く、またAIには原理的に「意味理解(読解力)」に限界があるため、巷間期待されているように、人間の能力を上回る汎用型のAIが完成したり、シンギュラリティが到来したりすることはありえないと断言している。

本書の後半では、新井氏らが開発したリーディングスキルテスト(RST)を使った調査で判明した中高校生の教科書読解力の欠如の驚くべき実態を報告し、AIが不得意とする読解力を多くの人々が身に付けていなければ、近未来に到来するAI時代に大量の失業者が生まれる危険性があることに警鐘を鳴らしている。

対談はAIや読解力から、「数学と神様」の話へと及んだ。

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