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川喜田二郎の発想法で表現法を学ぶ(7) 七つの着眼点を意識し、メモをきちんと取る

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川喜田二郎氏は、観察に当たっては、(1)類型的行動、(2)状況、(3)主体、(4)対象、(5)手段方法、(6)目的、(7)結果という七つの着眼点があるという。前回(1)~(4)まで説明したので、続きを記す。

〈第五は「手段方法」。すなわち「いかなる手段方法によって」という点をあきらかにしなければならない。第六は「目的」である。すなわち「なんのために?」である。第七は「結果」である。すなわち「その結果どういうことになったか?」ということである。和解する目的で話しあったが、結果は決裂であったなどということがあるから、目的と結果とはかならずしも一致しない。〉(川喜田二郎『発想法 改版』中公新書、2017年、39ページ)

それでは、具体的な問題に即して考えてみよう。すでに起きたことの観察だけでなく、現在進行中の出来事、今後の状況を予測する際の着眼点としてもこの七つは重要だ。現下、国際社会の重要懸案である米国の対北朝鮮関係については、以下のようになる。

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