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好調サイゼリアがドリア299円据え置く理由 日銀主張と裏腹にどんどん進む「外食デフレ」

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今は「デフレではない」。政府・日銀はそう強調するが、消費の最前線である外食の現場では、異なる様相が広がる。

[ポイント1]
既存店売上高が前年下回るチェーンが続出。値上げラッシュの反動が出たためで、各社は値下げ方向のメニュー見直しに転換。

[ポイント2]
好調を維持しているサイゼリヤは消費増税時に価格据え置き。吉野家、マクドナルドは格安メニュー投入で堅調を保っている。

 

「今年に入って消費性向が極めて停滞しており、わが社の売り上げ、客数にも影響を与えている。厳しい上半期(1~6月)だった」。すかいらーくの谷真社長は8月の決算会見でそう唇をかんだ。

2016年春以降、外食業界では既存店売上高が前年同期を下回るチェーン店が目立っている。消費者の財布のひもは今なお緩んでいない。

これまで外食産業は物価情勢と連動し、値下げと値上げを繰り返してきた。日本フードサービス協会の調べでは、外食全体の客単価はリーマンショック後の09年以降、前期比マイナスが続いたが、アベノミクスが始まった13年以降はプラスに転じていた。

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