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三菱グループ「負の連鎖」 岩崎小彌太「所期奉公」が泣いている

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三菱グループがグループの指針として掲げる「三綱領」。「所期奉公=社会への貢献」「処事光明=フェアープレイ」「立業貿易=グローバルな視野で」の三つの経営理念が表現されている。

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三菱財閥の第4代総帥・岩崎小彌太が1930年代に策定したが、2001年に三菱グループとして「パブリック」「フェア」「グローバル」と読み替え、各社の指針として再定義された。

三菱グループ内の有力者も折に触れ、この三綱領の精神に触れる。

今年4月、日経新聞に「私の履歴書」を連載していた福澤武・三菱地所元会長(現名誉顧問)は、4月27日付の第26回でこう述べる。

〈後に、グループ企業の社長や会長でつくる「金曜会」で三菱商事の槙原稔さんに相談を受けた。槙原さんは当時、金曜会の世話人代表。日本的な経営が揺らぐ時代に「我々の姿勢を示すメッセージは何か」と聞かれた。当時の世話人会メンバー全員が行き着いたのが三綱領である。〉

〈「小弥太は『三菱をどう守るか』を考えて三綱領をつくっていない。『三菱がどうあるべきか』という前向きな姿勢で考えているから、現代にも通じるのだ」。持論をぶつと、うなずいてくれた。〉

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