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米国経済のリセッションを意識する市場 ドル高や原油安が実体経済に打撃も

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12月のFOMC(米国連邦公開市場委員会)で、FRB(米国連邦準備制度理事会)は利上げに踏み切った。ECB(欧州中央銀行)や日本銀行も緩和策には手詰まり感が募り、市場は「宴の終わり」を意識し始めた。それは新たなバブル崩壊の始まりでもある。

2008年9月のリーマンショックは、サブプライムローンに代表される米国の住宅金融バブルの崩壊だった。世界はこれを新興国・資源バブルという新たなバブルを作ることで乗り切ったといえる。米国の金融政策は中心的な役割を果たした。

FRBはリーマンショック後の急激な需要の落ち込みに対処するため、08年12月のゼロ金利政策導入後、QE(量的緩和=大規模な証券購入による資金供給策)を拡張し、14年10月に停止するまでに、バランスシートは4・5兆ドルを突破した。

一方、大幅な需要不足に陥った先進国経済に代わり成長する中国は4兆元の財政出動を行って、世界経済の牽引役となった。低金利・通貨安政策で先進国から追い出されたマネーは新興国や資源国に流れ込み、原油をはじめとする資源価格は高騰。それをテコに中東や資源国の投資が拡大する。米国のシェールオイル・ガス開発も活発となり、バブル循環に入っていった。

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