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しまむらが復活する日 デフレに愛された会社

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店舗数では今や日本一の衣料品チェーンだが、郊外ロードサイドで割安商品を売りまくるデフレモデルは踊り場を迎えた。時代の変わり目に、しまむらよ、どう変わる?

「今年は3900円に挑戦する。110万本を売る」 低価格商品を売りに拡大してきた衣料専門店「ファッションセンターしまむら」が今、高単価商品に挑戦している。

昨年2900円で売り出してヒットした「裏地あったかパンツ」の価格を、今季は3900円へ一気に引き上げることを決断。これまでは無地だけだったが、新たにチェック柄も投入し、同社には珍しい脚のマネキンも用意した。去年より1カ月早い9月から陳列を始め、好調な売り上げを記録している。

裏地あったかパンツには、しまむらが打ち出した高品質プライベートブランド(PB)「クロッシー」のタグがつく。見た目は普通のパンツだが、裏地に起毛素材を使い、重ねばきしないでも暖かいのが売りだ。

当初、現場からは「2300円くらいでないと絶対に売れない」との声が多かったが、社長の野中正人(55)はこれを一蹴。「グレードを落とさないで、こだわりを持ってやれ。2900円以外では売らない」と、号令をかけた。

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