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北越紀州は徹底抗戦 大王製紙のCBに激怒

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CBの株式転換が進めば、大王は北越紀州の「持ち分会社」から離脱する。

大王製紙の三島工場(愛媛)。CBで調達した資金の一部をこの工場の設備投資に投入する

6月の株主総会での対立以来、膠着していた製紙大手の大王製紙と北越紀州製紙のバトルが、再び燃え上がっている。

発端は、9月1日、大王が転換社債型新株予約権付社債(転換社債、CB)の発行を公表したこと。本誌の取材に対し北越紀州の岸本晢夫社長は、「大王にはCB発行の撤回を要求した。裁判所への差し止め請求も検討中だ」と強い口調で語った。

北越紀州は売り上げ規模で大王の半分程度ながら、大王の発行済み株式の21%を保有する筆頭株主だ。北越紀州にとって大王は持ち分法適用会社、すなわち広い意味でのグループ会社である。

にもかかわらず、両社の間には、資本関係をめぐる争いがここ数年絶えない(図表1)。そうした中、CB発行が火に油を注いだ。

[図表1]
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CB発行で株価急落 

大王が300億円のCB発行を発表したのは、9月1日の東京株式市場が引けた直後。株価終値1429円に対し、転換価額は0.98%を乗せた1443円とした。

翌2日、大王の株価は終値ベースで255円安、下落率は東証1部トップの18%。その後も7日には一時1000円の大台割れ寸前まで下落、1日終値との比較では最大28%もの下げ幅に達した。

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