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新車開発は計画どおりに進行中 商品担当常務が語る実情

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貴島彰常務 三菱自動車(商品統括担当)

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──三菱自動車ではエンジニアサイドの意見が強すぎて、それが新車展開にマイナスの影響を及ぼした。

自動車メーカーとしてはつねに技術を磨き上げないと他社との競争に負ける。ただ、過去は確かに技術重視が強すぎる部分があり、「こういう技術があるから大丈夫だ。お客さんは絶対に買ってくれる」というメーカーサイドの考え方があった。お客様の目線で何が求められているのかをあまり考えていなかったと反省している。新しい再生計画はそこに焦点を当てて、お客様や販売店が何を欲しがっているのかという意見を吸い上げ、新車開発に生かしたい。

──再建計画では6種類ものエンジン開発を公表した。多すぎるのではないか。

少し誤解がある。今後、三菱自動車が展開するエンジンの基本は4種類。そのうち2つは完成しており、残り2つの開発に注力している。6種類はその派生も含まれる。

三菱はエンジン開発に強みがあったが、以前は「エンジンを新しくするなら新しい車を造るほうがいいじゃないか」という考えがあった。また、エンジンの基本部品を変更し新しく開発すれば100億から200億円かかり、われわれが新エンジンを造ってもボリュームが足らない。それがダイムラークライスラー(DC)とのアライアンスの中でボリュームが確保され、投資をシェアして低コストで開発ができた。これまで温存してきた力をこれから咲かせる。

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