2021年の中国政府の歳出は約20年ぶり小幅な伸び 対前年比0.3%増と国内経済への財政支援を限定

✎ 1〜 ✎ 544 ✎ 545 ✎ 546 ✎ 最新
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

中国の政府支出は昨年、約20年ぶりの小幅な伸びにとどまった。最近数カ月で勢いを失った国内経済への財政支援が限定された可能性を示唆している。

財政省の許宏才次官は25日の記者会見で、2021年の一般財政支出が前年比0.3%増え24兆6300億元(約444兆円)になったと発表。同省のデータを基にしたブルームバーグの計算によれば、伸び率は03年以来の低水準。

昨年の一般財政収入は前年比10.7%増の20兆2500億元。この結果、21年の財政赤字は約4兆4000億元と、18年以来の小ささとなった。

許次官は昨年の政府予算について、歳入が予想を上回り、今年の歳出を維持する支えになるだろと述べた。

原題:China’s Public Spending Growth Weakest in Nearly Two Decades (1) (抜粋)

More stories like this are available on bloomberg.com

著者:Bloomberg News

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事