IKKOさんが「信頼される人になるため」にやめた事 少しずつの工夫で人から信頼されるようになる
毎日が涙の連続だった美容師修行時代
① 苦手を嘆かず「好き」をブラッシュアップ
私は、19歳のときに、横浜の大きな高級美容室に入社しました。そのときに「こんなバカは初めて」と言われるくらいミスを重ねて、毎日が涙の連続でした。だけど今思うと、そこまで私に指導をしてくれたことが、今日の私を作り上げたのだと今は本当に感謝しています。
当時その美容室は、時代の流れもあり、男は男らしく、女は女らしく、がモットーでした。私は、男は男らしくと言われてもそういうことがとにかく苦手だったので、その分、接客に関しては女性らしい細やかさや気遣いを前面に打ち出していきました。
そして、技術面ではカットが苦手だった私は、好きだったメイクとヘアセットを武器に、自分の得意分野でお客様に受け入れてもらえるように努めることで、徐々に成果にあらわれるようになりました。苦手なことを嘆くよりも、好きをブラッシュアップしていくことが大事ですね。
ただし、好きなものは自分の中で早くカタチになっていくものだと思うので、好きを伸ばしながらも同時進行で、ダメのレッテルを貼られる前に苦手を平均点ぐらいに近づけていくことも大切だと考えています。「好きこそ物の上手なれ」は、決して苦手を諦めることではないと思うから。
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