恒大再び支払猶予期間内に利払いデフォルト回避

依然債券保有者は債務再編実施の可能性に怯える

中国の不動産開発大手、中国恒大集団のドル建て社債の一部保有者は、期日を過ぎた利払いの猶予期間内に支払いを受けたことが事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。恒大がデフォルト(債務不履行)を回避したのは今月2回目。

関係者によると、表面利率9.5%、2024年満期のドル建て債の一部保有者は28日の支払い実施について通知を受けた。恒大は9月29日期日の利払いを行わず、30日間の猶予期間に入っていた。

同社は先週、別のドル建て債でも猶予期間終了前に利払いを実施し、デフォルトの瀬戸際から脱却していた。この利払いは一部投資家を驚かせたが、同社のドル建て債は依然としてディストレスト水準にあり、債券保有者は中国最大級となり得る債務再編に至る可能性に備えている。

利払い実施については米紙ニューヨーク・タイムズが先に報じた。

原題:Evergrande Averts Default Again With Overdue Bond Payment (1)(抜粋)

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著者:Eliza Ronalds-Hannon

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