オリンピアンが不条理を感じた高校生の才能 時機を間違えると「努力」は人を苦しめる

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chapter.04より抜粋

今後、教育とどう関わるのか

為末 教育の定義を、もし人が何らかの作用によって学習したり、可能性が引き出されるっていうことだとするとしたら、メディアからクラスで行っていることまでの幅が全部教育に当たってしまう。

新聞って教育的側面があると思うんですけど、メディアですよね。だから実は、私たちが触れる情報や人から影響を受けるものは全て教育であると言えるようなところもあって、これを専門化して体系化すると、より教育っぽくなる。

広義の教育と狭義の教育があると思うんですけど、人間が何に影響を受けてどのように変化するかということ自体に興味があるので、ある種、世の中が全部、教育的に見えてる感覚。

その中で興味があるのは、何かが習熟されたり習得されるってことよりも、人が思い込んでるものの枠組みが外れて、こうしなきゃいけないと思ってたけど、本当はしなくてもいいんだとか、こうしかないと思っていたのが 違う道があるんだとか、そういう可能性が開かれるとか、道が増えるとか、自由になるとか、そういうことに対して取り組んでいきたい。

そういう役割だって自分が思ってて、ふたを外すっていうふうに表現してるんですけど、そういうことを個人でも会社でもやっていきたい。

【タイムテーブル】
00:11~ 情報収集方法
00:42~ 今後、教育とどう関わるか
02:14~ スポーツと教育
02:37~ 今後のビジョン

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企画・構成:山川淳平 鈴木奏子 吉田明日香
撮影:今井康一 吉濱篤志

東洋経済education × ICT

小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。

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