提案力を徹底比較! ケース別・おススメ生命保険◆60代編(全2ケース)

ケース19◆60代前半【60歳・男・既婚】
山登りが趣味だが、高血圧も

再雇用制で65歳まで働く予定の60歳男性。年収は現役時の3分の2の580万円に減ったが、長男・次男とも結婚し、妻もパートに出ているので生活面での不安はない。貯蓄も1200万円ある。山登りが趣味だが高血圧が悩みの種だ。

アフラックは「子どもは独立していることから死亡保障は不要」としてガン保険と医療保険の組み合わせを提案。一方で「夫婦2人の老後の保障の準備」(AIGスター)のように終身保険を提案する生保もあるが、「再雇用により夫の年収が下がり、妻のパート収入も年齢的に維持が難しくなると予想されることから、太陽やAIGスターの提案にあるような高額の保険料のプランは現実的でない」(FP・和泉昭子氏)。一方で、「既往症により不利な条件が適用される場合は、医療保障も貯蓄で賄うと考えたほうがよい」(同)。FP・三輪鉄郎氏も「死亡保障は不要。掛け金を抑えて終身の医療保障で、かつ標準体で加入できるものがお勧め」と言う。

65歳以降を考えた場合には、FP・井上信一氏は「住居費や貯蓄費を差し引いたこの夫婦の現在の生活水準を月38万円」と推計、65歳以降は「資産運用額に公的年金を上乗せした金額は月24万円」で、現状の6割の水準にすぎないと試算する。「このような予測も成り立つ場合に、月1万円を超える保険料負担はどうであろうか」(井上氏)。各社のプランの中で保険料が1万円を下回るのは、損保ジャパンDIYと三井住友海上きらめきの2社のみ。どちらも終身保険だ。医療保険への加入は厳しいか。

■各社のお勧めプラン(画像をクリックすると拡大表示します)

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