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〈異色の収益構造〉JR九州の多角化戦略を生んだのは「挫折の連続」。次はデータセンター事業に参入
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JR九州の実情に詳しい関係者は、「経営陣がため息をつくぐらい、たいがいの失敗事業がある」と語る。マツダの自動車の販売、ドラッグストア、パンの販売店も撤退するなど、多角化は試行錯誤の連続であった。
最近の大きな挫折は、高速船「クイーンビートル」を中心とした船舶事業からの撤退である。グループ会社のJR九州高速船が手がけたこの事業は、「青柳俊彦・前社長(現会長)の肝煎り事業だった」(関係者)とされる。
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