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株価暴騰キオクシア「AI銘柄」ニューカマーの狂乱→動画生成AIの登場で現れた"若い相場"の賞味期限、東芝は利益確定売りで持ち株比率低下
だが当時は投資家にはその成長ストーリーは響かず、上場時の公開価格は仮条件レンジ1390~1520円の中間水準となる1455円で決定。初値はその価格すら下回るほどの不人気ぶりだった。
キオクシアの主力顧客はアップルで、売り上げ構成はスマートフォン、パソコン、データセンターでそれぞれ約3割ずつを占める。スマホ・PC市場は成熟し、需要の回復も緩慢だ。投資家の多くは、キオクシアを「スマホ・PC向けメモリーメーカー」とみなし、成長期待も限定的だったのだ。
潮目が変わった2つの要因
AI半導体銘柄に注目が集まる中、上場以降もほとんど凪の状態が続いていたキオクシア。潮目が変わったのは9月だった。
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