「アダルトサイト閲覧」を狙うサイバー攻撃の新潮流 《Webカメラが脅迫の武器になる?》 個人PCに侵入して所属企業の被害につながることも
さらに人には相談しづらいという点で、攻撃者にとってはリスクが低く、回収効率が高くなります。
個人の攻撃から、企業のネットワークに侵入することも
この手口による被害者の典型例はWebカメラを備えた家庭用PCでインターネットを使っている個人です。
多くの人をターゲットにすることができ、少額ずつでも着実に金銭を巻き上げることができるため、攻撃者にとって量産攻撃モデルに該当します。アダルトコンテンツを閲覧しているという条件が揃えば、リスクは相対的に高まります。
実態としてアダルトコンテンツを利用している割合は男性が多いため、統計的には男性側の被害が多く出る可能性も否定できません。
ただし、Stealeriumマルウェアは組織向けの攻撃も確認されています。つまり、攻撃の起点が個人のインターネット閲覧であったとしても、その端末から社内ネットワークに侵入し、組織全体の被害につながる可能性があります。


















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