キモノ愛好家・さんかくが指南 「気軽に楽しむ」令和の浴衣 お祭りだけじゃない!日常を彩る浴衣のススメ "足元やバッグ"を好きにアレンジ

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

先日、私も浴衣をざっくり着る動画をアップしたのですが、私の着方だと(帯結びはのぞいて)わずか1分で着ることができます。

さんかくさん
さんかく 秋田生まれ東京在住のフォトグラファー/キモノ愛好家としてトークイベント出演ほか、アパレル等とのコラボレーションなど幅広く活動している。今夏2冊目の著書となる『さんかく浴衣のススメ』を上梓(写真:本人提供)

世の中にはもっと丁寧に解説している動画もたくさんあるので、それを見ながら練習してもいいですし、「浴衣着付け1DAYレッスン」みたいな講座がたくさんあるので、そういうものに参加すると早くマスターできると思います。

――それでも着付けが難しくて心配、という人におすすめの方法はありますか?

二部式の浴衣はいかがでしょうか。ワンピースと上着、というように分かれている浴衣なのですが、これなら着付け道具も必要なく、浴衣姿を楽しむことができます。価格も5000〜1万5000円ほどで出回っていますし、本当に花火大会の数時間だけ着たいという人にはいいのではないでしょうか。

それを入り口に本格的に浴衣を着てみたくなったら、また新しい浴衣を買えばいいと思います。またイベントだけでもきちんと着たいと思ったら、美容室やマッチングサービスで着付師さんを見つけて、着せてもらうのもありだと思います。

美容室ならヘアも合わせてセットしてもらえるので「パーティーに招待された」というようなシチュエーションでしたら、プロにお任せするのも一案です。

二部式の浴衣とかごバッグ
ワンピースと上着がセットになった二部式の浴衣。ワンピースのみでも着用できて便利(写真:主婦と生活社『さんかく浴衣のススメ』)

――実際に着ていて、暑くはないですか? 何か対処はしていますか?

暑いです。でもそれは、洋服を着ていても同じなので(笑)。私は真夏に浴衣を着るときはタオルを巻いてから着ることで、汗をタオルに吸わせています。あとは胸元に小さな保冷剤を入れたり、予備の保冷剤をクーラー袋に入れて持ち歩いたりもしています。手で握るだけでも暑さがやわらぎますよ。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事