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4月に誕生「ドコモのノンバンク」が狙うシナジー。ドコモ・ファイナンス 岡田靖社長インタビュー

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岡田靖(おかだ・やすし)/1970年広島県生まれ。1993年オリックス・クレジット(現ドコモ・ファイナンス)入社。営業部長、経営企画部長などを経て2018年執行役員。2021年に社長就任(撮影:尾形文繁)
4月1日、NTTドコモグループの中に「ドコモ・ファイナンス」というノンバンクが誕生した。前年3月に買収したオリックス・クレジットを源流とする会社で、無担保ローンや信用保証、住宅ローンの仲介を手がける。
ライバルの通信キャリアと比べて「経済圏」の構築で後れを取っていたドコモ。ノンバンクの仲間入りによって、どんな相乗効果が発揮されるのか。ドコモ・ファイナンスの岡田靖社長を直撃した。
※本記事は「会社四季報オンライン」でも有料会員向けに配信しています

「ドコモ経済圏」をフル活用

――ドコモグループの一員となったことへの受け止めは。

(オリックスグループの時代から)いろいろな企業から買収提案を受けていた。NTTドコモグループに加わったのは、オリックス本体だけでなくわれわれの意向も尊重してもらった結果だ。(顧客基盤のある)通信キャリアという点もそうだが、われわれのサービスを経済圏に組み入れることに価値がある。

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