米新大統領ドナルド・トランプの「MAGA(米国を再び偉大にする)」連合の亀裂が思いのほか早くあらわとなっている。高度人材向けの「H-1B」就労ビザ制度によって米国企業は高スキルの外国人を短期ベースで雇うことができているが、そのH-1Bビザをめぐって富豪のテック経営者陣営が、政権発足前の段階で早くもMAGAの反移民勢力といさかいを繰り広げるようになった。
H-1Bに潜む二次的な影響
テック富豪を代表するイーロン・マスクが経営するテスラは、同ビザを使って外国から高度人材を最も多く雇い入れている企業の1つ。そのマスクは「優秀なエンジニアリング人材が恒常的に不足している。シリコンバレーを根本的に制約する要素だ」と述べている。
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