海外旅行で活躍する「スーツケース」選び方の鉄則 旅気分が上がる「デザイン性」も欲張りたい人へ

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スウェーデンのライフスタイルブランドinnovatorにも注目したい。マットなアースカラーやパステル系、最新のビビッドな鏡面加工などカラー展開が豊富で、主張しすぎないけれどオシャレなデザイン性はさすが北欧ブランドだ。

「INV650DOR」は、ミドルサイズに求めるほとんどすべての機能を網羅するパーフェクトなモデル。軽量かつ丈夫なボディーで、省スペースな片面オープンだけでなく両面オープンもできる2WAY仕様であるうえ、フロント、ミドル、メイン収納それぞれに開閉可能な仕切りがあるため、自分なりの使い勝手に合わせてパッキングができる。

Innovatorスーツケース
Innovator「INV650DOR」2万9700円(税込み)/サイズ:H70×W41×D33cm/重量:4.6kg/容量:75L/カラー:写真のSTONEなど19色(写真:Innovator提供)

底面にはボトムハンドルがあるため、空港のターンテーブルなどで上げ下げするときに驚くほど持ちやすい。高クオリティーの日本メーカー、ヒノモト製のキャスターは静音かつ滑らかなうえ、ワンタッチのキャスターストパー付きなので、揺れる電車内などでも活躍する。

Innovatorスーツケースボトムハンドル
Innovator「INV650DOR」のSILVER SAND。ボトムハンドルが便利(左)。片面・両面ともオープン可能で仕切りも充実(右)(写真:Innovator提供)

10泊以上の長期旅行に向くスーツケースは?

ヨーロッパの周遊旅行、中南米など時差があり飛行時間の長い国への旅行などは、9~10泊以上を必要とすることが多い。容量としては90~100L超のラージサイズが適当だ。

壊れにくく防犯性が必要だという点はミドルサイズと同じだが、荷物の重量がさらに増えるため、預け荷物の規定重量をオーバーしないようできるだけ本体が軽量なものを選びたい。とくにLCCなどを利用する場合は、重量オーバーにかかる料金が高額になるので注意が必要だ。

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