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政治の闇を暴き続ける上脇博之教授の原動力 「劣等生」だから粘り強く活動を続けられた

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前列で聴いていた4年生の吉田崇規は、授業の後、こう語った。

「毎回、発見と衝撃の連続です。多くの先生方はテキストやレジュメに沿って授業をしてくださりますが、上脇先生は、生(なま)の政治の話をされるので、あ、あの話だ!と思いながら聴いています。話題によっては自分でも調べてみよう、もっとニュースに耳を傾けようと感じます。私は法曹界を目指していますが、先生の授業は刺激的で役に立ちます」

2年生の宮田茉優は「政治が身近になった」と言う。

「政治って、何となく厄介で、一歩引いてしまう世界でした。でも上脇先生は、時事問題をわかりやすく、深く語ってくださるので、身近になってきました。先生の授業で、積極的に情報を取ることの大切さを知りました」

今や、上脇は、時の人だ。自民党5派閥のパーティー券収入のキックバック、裏金づくりの大騒動は、22年11月、しんぶん赤旗のスクープに上脇がコメントをして火がついた。

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