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「自信満々の新人」を会社は尊重するべき理由 ベテランでは考えつかない「大当たり」も

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場外ホームランを打つ新入社員のイメージイラスト
(イラスト:北沢夕芸)
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新入社員が職場にやってくる時期が来た。みなさんの会社はどうだろうか。

「いや、今の若い子は何考えてるか分かんないし、難しいわ」

そうこぼす経営者や幹部、中堅社員が少なくない。

いつの時代も同じだろう。

そこへもってきて、昨今はちょっとした指導でも「パワハラ」と言われかねない。もちろん、コンプラ強化で改善されたことは多い。

だが、副作用もある。

若手社員が消極派と積極派に二極化している。学生時代から自主性を重んじられ、厳しい指導が消えていったことが背景にある。

で、企業に「今どきの新人」の話を聞くと驚愕の話が続出する。

まずは「超草食」とも言える消極派。自分から動き出す気配はなく、黙って机に座っている。

昭和な職場なら、「こら!」とイスを蹴り上げられ、外回りに駆り出されていた。

私が記者になった時もそうだった。新人記者が神田の古本屋街で一斉に飛び込み取材をさせられた。ちなみに、営業系社員は、「名刺100枚ゲットしてこい」と言われ、街角に立って、通りがかる人に名刺交換を頼み込んでいた。

今はそんな手荒なOJTはできない(つうか、ジョブになってないし)。

それどころか、やんわりと動いてもらおうとしても、思わぬ反応が返ってくる。

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