ディズニーが入園者数にあえて上限を設ける事情 長年の課題だった混雑度緩和、客単価の上昇も
コロナ禍で一時はどん底に落ち込んだディズニーリゾートの入園者数。オリエンタルランドが公表した中期経営計画では、あえて入園者数を抑える方針を打ち出した。
「ゲストのパーク体験の質を向上させるため、1日あたりの入園者数の上限をコロナ禍前より引き下げます」
4月27日の記者会見の場で、オリエンタルランドの吉田謙次社長ははっきりと言い切った。
年々増加する入園者に対応し、積極投資を重ねてきたディズニーリゾート。コロナ禍でいったんは大きく沈んだ入園者数が回復途上にある中、あえて入園者数に上限を設ける理由は何か。
入園者数は10年以上前の水準に
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読み頂けます。
ログイン(会員の方はこちら)
無料会員登録
東洋経済ID 会員特典
東洋経済IDにご登録いただくと、無料会員限定記事を閲覧できるほか、記事のブックマークや著者フォロー機能、キャンペーン応募などの会員限定機能や特典をご利用いただけます。
東洋経済IDについての詳細はこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら