有料会員限定
日本企業を変えるクラウドの威力 あの会社はどう使っているのか?
✎ 1
✎ 2
世界中に散らばった100万台の業務用空調機をクラウドにつなげる──。そんな壮大な計画を描くのが、空調機最大手メーカーのダイキン工業だ。
2020年の立ち上げを目指すのが、世界中の空調機データ活用基盤「ダイキン・グローバル・プラットフォーム」。AWSを用いてデータを吸い上げ、新サービス開発に生かす。「ここ10年ほど、機器を売るだけでなく、ソリューションビジネスをいかに広げるかを考えてきた」。同社テクノロジー・イノベーションセンターの都島良久副センター長はそう語る。
異常を検知した際、まずは遠隔で初期対応を行う、故障のおそれのある箇所や時期をAIで予測する、といったことなどを想定している。顧客の利用状況を基に、省エネにつながる制御システムを提案することも可能になる。
空調のデータは社内だけのものとしない。ビル設備やセキュリティなど、オフィスビル空間に関わるさまざまな企業にAWS上のデータを使ってもらう仕組みも別途整備し、新たなビジネスを促す。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら