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竹田恒和 JOC会長(1970年法学部政治学科卒) 慶応と私

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たけだ つねかず/1947年生まれ。慶応義塾高校出身。大学卒業後、ミュンヘンオリンピックとモントリオールオリンピックに馬術障害飛越で出場。JOC会長として2020年東京オリンピック・パラリンピックを主導する。(撮影:今井康一)

「上の兄2人が慶応に進んでいたので、私にとって慶応進学は自然な選択でした」

竹田恒和氏の祖母・昌子内親王は明治天皇の第6皇女で、父は陸軍で馬術の名手として知られた恒徳王。そのDNAゆえか、幼稚舎5年生から皇居内のパレス馬術倶楽部に通い、普通部、塾高、大学では馬術部に所属した。

慶応大学卒業後には2度のオリンピック大会で馬術競技の日本代表として出場。母校の馬術部では12年間コーチと監督を務め、全国大会優勝に2度導いている。

(撮影:今井康一)

2001年、日本オリンピック委員会会長に就任。13年には東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会理事長として、悲願の20年東京オリンピック・パラリンピック開催決定にこぎ着けた。

「私が最も大切にしているのは『練習は不可能を可能にする』という言葉で、慶応義塾第7代塾長の小泉信三博士が残された『スポーツが与える3つの宝』の中の1つ。スポーツに限らず、人生すべてに当てはまる、奥の深い言葉だと思います」

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