インターネット広告に関する用語は、カタカナや略語がとにかく多い。だが、ネット広告の仕組みを理解するうえでは、避けて通れないものだ。このページでは、覚えておけば役に立つ頻出用語を解説する(順不同)。
【 インターネット広告 】
メディア(媒体社)がネット上に用意した有償の広告枠に掲出される。文字だけでなく画像などを用いるディスプレー広告や、検索した言葉に応じて検索結果ページに掲載する検索連動型広告など、さまざまな種類がある。日本で最初のネット広告は、1996年オープンの「Yahoo! JAPAN」のサイトに掲載されたバナー広告(旗型のディスプレー広告)だとされる。
【 インプレッション 】
広告の表示回数の単位。「imp(インプ)」と略されることも多い。ウェブサイトの媒体力を示すページビュー(PV)とは区別される。ネット広告の業界でいわれる「広告在庫」は、このインプレッションの数を指す。
ネット利用者のブラウザに広告データが届いた段階で、インプレッションとして数えるのが現在の主流。そのため、ウェブページの下部に掲載されており画面表示をスクロールさせることでしか視認できないような広告でも、ブラウザがページのデータを読み込んでいれば1インプレッションとしてカウントされている。そこで、ネット利用者が実際に目視可能な状態で表示されているかで計測する「ビューアブルインプレッション」という基準が注目されている。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら