もはや会社には頼れない時代、自分のキャリアをすべて会社任せにするのは危険すぎる。60歳定年の引き上げも秒読み段階に入り、生涯現役時代が現実のものとなりつつある今、いかに満足度高く、自分本位に働ける場を確保していくかは切実な問題だ。そこで必須なのが「あなたという商品づくり」、そう著者は指摘する。
──そもそも多くの人が、自分を商品と考え「自分という商品づくり」に取り組む前の段階なのでは。
そうですね。あくまで僕の感覚ですが、9割以上の人が自分の商品力というものを考えていないんじゃないでしょうか。でももっと自分本位に動くべきです。自分本位は別に悪いことじゃない。もっとわがままになって、自分の商品力を高めることに取り組んだほうがいい。仕事が人生の大きな部分を占めるのは事実だし、自分が自立してその商品価値を把握し、自分の世界を築いていければ幸せじゃないですか。そこで、マーケティング戦略の考え方を応用した自分の商品価値の高め方をお伝えしようと、この本を書きました。
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