英国、フランス、インド、ベトナム出身の在日外国人4人による座談会の第2回。自己紹介の後は、日本人の英語の学び方について、熱心なトークが交わされた(全3回)。
──タオさん、日本語は覚えるのが大変だったとのことですが、英語はどうやって勉強しましたか。
レ・ティ・タン・タオ(ベトナム出身):英語はかなりできます。小さいころから両親が音楽を流していたので慣れていました。ディズニー映画も大好きだったから、両親がずっと見せてくれました。耳を慣らすのが大事ですね。
それから、英語の先生がすごくよかった。カナダ人ですが、「間違っても遠慮なく話してください。ミスがあってもかまいません」と言ってくれて、いっぱいしゃべって、スピーキングにも慣れていきました。
日本人はミスをするのを恥ずかしがったりしますね。留学したりしていて、読み書きもすばらしいのに、恥ずかしがって話さない人がいます。
──日本人は文法とか小さな間違いを気にするといいますね。
タオ:日本は、日本語での生活環境が便利すぎて、英語を勉強しなくてもよい。通訳ツールもある。農学の専門用語もすべて日本語に翻訳した用語があります。
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