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裏社会も栄枯盛衰、詐欺師はヤミ金を見限った 貸金業者を締め付けすぎるとヤミ金が増える?

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かつては東京の神田駅や新橋駅の周辺に、ヤミ金の看板を持つ者が多く立っていた(2006年撮影)(撮影:梅谷秀司)

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トサン(十日で3割)やトゴ(十日で5割)という、法定利息をはるかに超える高金利を取るヤミ金融。2006年の貸金業法改正当時、正規の貸金業者を締め付けすぎるとヤミ金が増えるとの指摘もあったが、東京ではほぼ壊滅状態だ。ただ今なお健在の地もある。

15年と16年の2回、人気マンガ『闇金ウシジマくん』(小学館)の取材アシスタントとして沖縄県のヤミ金事情を取材した。現地で業者の債権回収に同行したのだが、そのシステムが本土のそれとは大きく違っていて驚いた。

まず業態は日賦(にっぷ)貸金、いわゆる「日掛け」だ。日掛けは10年の改正貸金業法完全施行まで特例で認められており、自ら日々集金に行き、貸付先は従業員5人以下の小規模事業者に限るなどの条件の下、年率54.75%の利息が認められていた。

沖縄のヤミ金では大抵の場合、債務者が毎日1000円ずつ返済していく。その回収方法が実に特徴的だった。廃屋のポストや開店前のスナックのテーブルの裏、パチンコ店のトイレのトイレットペーパーの芯の中など、各債務者が指定した場所に千円札が張られており、それをスクーターに乗ったヤミ金の従業員が回収して回るのである。

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