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投資の達人の儲け方 バフェット、グレアム…

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世界が注目するバフェット(撮影:尾形文繁)

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2016年1月のNISA(少額投資非課税制度)枠拡大やジュニアNISAの導入を機に、株式投資を始めてみようと考える人も少なくないはず。ただ、どのように銘柄を選んでいいかがわからないとしたら、卓越した実績を残している達人の手法を学ぶのも一つの手だろう。

今回は、ウォーレン・バフェット、ベンジャミン・グレアム、ピーター・リンチという3人の投資の達人に注目。その手法を紹介、財務面の選別ポイントを参考に、日本株のランキングを作成してみた。

グレアムの著書(左)はバフェットも愛読。『ピーター・リンチの株で勝つ』は個人投資家の勝ち方を指南

まずは世界でいちばん著名な投資家ともいえるバフェットの手法だ。CEO(最高経営責任者)を務める投資運用会社バークシャー・ハザウェイは、1965年から14年まで年複利収益率21.6%(S&P500指数は同9.9%)という驚異的な実績を挙げている。15年8月には、航空機向け金属部品などを製造するプレシジョン・キャストパーツを約320億ドル(約4兆円)で買収すると発表。85歳を迎えたバフェットの投資意欲は衰えを見せない。

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