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統合を前に弱みが露見 ユニー、必死の抵抗 ファミマと合意一時延期、リストラを迫られる
8月に計画していた経営統合の基本合意を延期した、ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングス(HD)。2015年3~8月期の連結決算はくしくも両社の明暗が分かれた。
ファミマが過去最高の営業利益を記録する反面、ユニーはコンビニの「サークルKサンクス」に加えて、GMS(総合スーパー)の「アピタ」や「ピアゴ」が想定以上に振るわず。増益予想から一転して営業減益となった。不振店舗の減損も響き、6年ぶりの最終赤字転落だ。
「対等の精神で経営統合」を目指すはずが、ここにきてユニーの不振があらためて浮き彫りになった。今後、ファミマと統合両社の大株主である伊藤忠商事による、再建圧力が強まる可能性がある。
GMS50閉店の真偽
「東京がしゃべったのだろう。こちら側からしゃべることはありえない」。愛知県に本社を構えるユニー関係者は、ファミマと伊藤忠への不信感を募らせる。「GMSを最大で50店閉鎖」との一部報道が先走って出たからだ。
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