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兄弟の仲を父が裂く 韓流お家騒動の顛末 ロッテ

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ロッテ百貨店(上)など韓国ロッテの収益は抜群だが、第2ロッテワールド(右下写真)が火種となった(ベイグラント/PIXTA)

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(KPS)

創業者一族が経営にどっぷりとかかわる韓国の財閥企業。“お家騒動”は、まさしく日本以上にお家芸といえるだろう。韓国トップ企業のサムスングループをはじめ、大なり小なり、騒動に巻き込まれた企業は多種多様だ。

最近お家騒動で話題になった企業がある。日本でも知名度の高い、菓子メーカーのロッテだ。ロッテグループの持ち株会社である、ロッテホールディングス(ロッテHD)が今年1月、副会長の重光宏之(61、辛東主(シンドンジュ))取締役を解任した、と発表した。宏之氏はグループの経営陣から追放された形になる。

ロッテはもともと、戦前に日本に渡ってきた創業者で在日韓国人1世となる重光武雄(92、辛格浩(シンギョクホ))会長が、食品ガムのメーカーを設立したのが起源である。日本でもガムといえばロッテがすぐ浮かぶが、ほかにも、プロ野球球団の千葉ロッテマリーンズを保有する有名企業なのは、言うまでもない。

武雄会長は1965年の日韓国交正常化を機に、祖国・韓国での事業を始める。67年にはホテルや百貨店を開業し、「日本式の良質のサービスを韓国に導入した」との評価は今でも変わらない。現在では建設や商社、石油化学などの企業を擁し、韓国10大財閥の一つにまで成長した。

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