子どもの「興味開発」が幸せな人生の土台となる訳 価値観も変動する人生100年時代を生きるすべ

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――宝槻さんご自身の人生100年戦略とは何でしょうか。

私は、今語ってきた理念や考えを死ぬまで貫いていきたいと考えています。ただ、自分が生きているうちに、自分の期待や願いがかなうとは思っていません。それは、人生はバトンリレーだと考えているからです。私も先人たちからたくさんのバトンを受け取ってきたことで、今の仕事に取り組むことができた。私も100年の人生を生きて、次世代にバトンリレーできれば、少しだけ社会は前進できるかもしれない。そう思っています。

宝槻泰伸(ほうつき・やすのぶ)
探究学舎 代表/ワイズポケット 代表取締役社長
「探究心に火がつけば子どもは自ら学び始める」がモットーの教育を実践する父の下に育つ。「学ぶことは楽しいこと」という原体験を得る一方、その感覚を学校では味わうことができずに高校は中退。兄弟2人も高校に進学しなかったが、3人とも大検(現在の高等学校卒業程度認定試験に当たるもの)を取得して京都大学に進学する。大学卒業後はすぐに起業。小学・中学・高校・大学・職業訓練校・民間企業など、さまざまな場所で講師として活動。幅広い年齢に対して提供する授業や研修は、世代を問わず聴衆を引きつけると評判になる。2011年探究学舎を設立。5年間の研究開発を経て、現在の子どもたちの「もっと知りたい!」「やってみたい!」という探究心に火をつける興味開発型の教育を確立する。5児の父
(写真:探究学舎提供)

(文:國貞文隆、注記のない写真:IYO / PIXTA)

新春プレゼントキャンペーンと題して「人生100年時代」という流行語を生み出した38万部突破のベストセラー『ライフ・シフト』の続編、『ライフ・シフト2』を抽選で10名の方にプレゼントします(応募は22年1月31日まで)。学校で働く先生をはじめ、自治体などの教育関係者、そして子どもを持つ保護者の方まで奮ってご応募ください。当選者は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。応募はこちら

制作:東洋経済education × ICT編集チーム

東洋経済education × ICT

小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。

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