ハッカー集団の内部情報が漏洩、4000件超のランサムウェア"身代金交渉記録"が示す「支払いの現実」と狙われた組織に共通する弱点
◎身代金交渉と支払いに関するそれぞれの見解
それでも、基本線としては「安易な」交渉や支払いは避けるという原則を持っておくべきである。交渉記録には流出のリスクもあり、支払いは攻撃者の資金源となり次の攻撃を生む。解決を保証するものでもない。
段階でわけるランサムウェア対策
ランサムウェア対策には段階がある。まず侵入を防ぐ予防策、次に異常を見逃さない監視体制、そして封じ込めと復旧の初動対応。これらを支える土台として、交渉対応の方針と、万が一支払いが論点になった場合の判断基準を平時に定めておくことが不可欠だ。
◎段階でわけるランサムウェア対策
情報収集を目的とした接触をどこまで想定するのか、さらに交渉や支払いという領域にまで踏み込むのか、その是非をどのような基準で最終判断するのか。危機の渦中で初めて考え始めるのでは遅い。今回の流出記録が示すのは、そうした判断を迫られないための備えこそが本質だということである。
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