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【売り場を大刷新】「西武池袋本店」が予定から半年遅れでリニューアルオープン、今後はヨドバシカメラの出店も控えるが百貨店とのシナジーは不透明

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さらに今年9月にはデパ地下の菓子・総菜・ギフトを扱うフロア、11月以降に高額品を扱うインターナショナルブティックや宝飾・時計のフロア、そして来年1月以降にデパ地下の生鮮食品や酒を扱うフロアなどが次々とオープンしていく。

化粧品フロアの開業はそうした一連のリニューアルオープンの第1弾となる。オープン前の7月8日に開かれた内覧会で、寺岡店長は「客数を増やすことは重要だが、まずは長年ご愛顧いただいたお客様に戻ってきてもらいたい」と述べた。

改装前に540の売り場・ブランドが撤退

ただし、内覧会に訪れた客に感想を聞いてみると、売り場の大きな変化に若干の戸惑いを感じている人が少なくなかった。

ほとんどの人たちが広々として明るくなったフロアに満足していたが、「今まで通っていたブランドがなくなった」「高級ブランドに偏りすぎている」「(化粧品フロアが)1階から3階に移動したことで通いにくい」といった声もよく聞かれた。

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