米共和党を自らのイメージにつくり替えたトランプ氏は、資金・資産不正のほか、未遂に終わったクーデターを扇動した証拠が積み上がっているにもかかわらず、2024年の大統領選挙で共和党の候補指名を獲得するのが確実な情勢だ。世論調査では、選挙結果を左右する激戦州の支持率でバイデン大統領を上回る。米国の何かが腐っているのは明らかだ。
2期目のトランプ政権は、民主主義にとって1期目をはるかに上回る脅威となる。トランプ氏の言動は過激さの度合いを増しており、親トランプ派のシンクタンクも三権分立を解体する計画を策定、政敵狩りを行う警察国家への道をトランプ氏に開こうとしている。
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