三井物産、肝煎りの「ロシアLNG」で立たされる窮地 仏石油大手の北極圏LNG「投資凍結」で暗雲

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ロシアのLNGを開拓してきた三井物産だが、ロシア2拠点目のLNGプロジェクトには暗雲が立ち込める。

ロシアにおけるLNG(液化天然ガス)プロジェクトの今後は、日本のエネルギー政策を左右しかねない(写真はサハリンⅡ。写真:ロイター/アフロ)

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、三井物産が肝煎りで進めるロシアの巨大液化天然ガス(LNG)プロジェクトの先行きに黄信号が灯っている。

ロシアでLNG2拠点に出資

三井物産が権益を保有しているロシアのLNGは2つ。1つは、2009年に生産を開始した極東ロシアのLNGプロジェクト「サハリンⅡ」(権益の比率は12.5%)。

そしてサハリンⅡに続く第2のLNG拠点として期待されるのが、ロシア北極圏のギダン半島西部に位置する「アークティックLNG2」(以下、アークティック2)だ。石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)との共同出資会社を通して、権益の1割を保有している。

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