中国西安の「都市封鎖」で半導体不足に拍車も 韓国サムスン電子などの工場が操業中断の危機

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古都西安はハイテク産業の集積地としても有名だ。都市封鎖で市中心部は空っぽに(新華社/アフロ)

半導体産業の集積地の1つとして知られる中国・陝西省西安市。そこに進出している韓国のサムスン電子と米国のマイクロン・テクノロジーの工場が、操業中断の危機に瀕している。

新型コロナウイルスの現地での局地的流行を受けて、西安市政府が2021年12月23日から全市の都市封鎖(ロックダウン)に踏み切ったためだ。

「現時点では(約1300万人の)市民の大部分が自宅から出ないように求められている。そのため半導体工場の従業員の交代が困難になり、日々の操業やマネジメントに支障が生じている。一般従業員の多くは工業団地内に居住している(ため影響が相対的に小さい)が、技術者や管理職は市街地に散らばって住んでおり、必要なときに出勤するのが難しい」

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